多ジャンルの料理人たちがクロスオーバー。“カルくメシあがる”だけで旅気分に
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生駒市内でも随一の歴史をもつ商業施設「グリーンヒルいこま」内にある「カルメシ茶屋 生駒店」は、ジャンルにとらわれない創作料理が人気のお店。メニューの種類もバラエティに富んでいます。さらに、お昼でもお酒が楽しめるとあって、家族での利用から会社の宴会まで、さまざまなニーズを満たしています。
〈店舗情報〉 カルメシ茶屋 生駒店(かるめしぢゃや いこまてん) 奈良県生駒市元町1-13-1 グリーンヒルいこま3F ☎︎ 0743-75-5126 営業時間 ランチ:11:00 – 15:00 ディナー:17:00 – 21:00 定休日:毎週木曜 2024年9月13日時点の情報です |
「ほろ酔い」レベルを超えたセットが生まれたワケ
看板メニューのひとつである「ほろ酔いセット」は、お酒のアテにぴったりな料理4品とドリンク1杯のセット。ご当地グルメをテーマに、全国各地の名物を取り入れています。内容は3か月に1度のペースでリニューアルし、旬の食材を使うなど季節感も演出します。
もともとは「お昼でも気軽に乾杯できるメニューを」という考えから生まれたこのセット。和洋中を織り交ぜた創作居酒屋の強みを生かし、どんなお酒にも合うように構成を工夫しています。一般的な「ちょい飲み」系のセットは火を使わない惣菜やおつまみなど、調理の手間がかからないものが多く使われがち。そんな飲食店の常識を軽やかに超えたセットは、おもてなし精神の賜物でした。
昼でも夜でも、カルく立ち寄って
グランドメニューの幅広さもカルメシ茶屋の魅力です。新鮮な魚介を使った刺し身、揚げ物、さらにパーティにもうれしいバル系メニュー、デザートまで用意。ランチタイムは定食や御膳をメインにしながらほろ酔いセットも提供しており、あらゆるシチュエーションに対応しています。同じ生駒市にある蔵元「上田酒造」などと提携し、お酒も幅広く取り揃えます。
ユニークな店名は「いつでも軽く立ち寄って、軽く召し上がってほしい」というコンセプトが由来。店長の岸本慎さんは「地元のお客様を中心に愛していただき、今の形態になってからは15年も続けられています」と振り返ります。
和・洋・伊の力を合わせて
洋食出身でアイデアマンの岸本さんに加え、和食の料理長、さらにイタリアンの調理師が在籍しているのも特徴です。それぞれ得意分野を持ちながら、柔軟な考え方の持ち主であることも、メニューの幅の広さにつながっているそう。岸本さんは「無茶なリクエストをしても、まずはやってみようと取り組んでくれる仲間たちがいるのは心強い」と厨房を案内してくれました。
実はほろ酔いセットと同様、100種類近いメニューも定期的に入れ替えています。毎回スタッフで力を合わせ、頭を悩ませているているそう。「毎日来ていただいても、初めて食べる料理があるようにしておきたい。いつ来ても何かが変わっていて、飽きずに使ってもらえる。そんなお店を目指しています」と岸本さん。その視線は10年先、20年先に向けられているようでした。
〈店舗情報〉 カルメシ茶屋 生駒店(かるめしぢゃや いこまてん) 奈良県生駒市元町1-13-1 グリーンヒルいこま3F ☎︎ 0743-75-5126 営業時間 ランチ:11:00 – 15:00 ディナー:17:00 – 21:00 定休日:毎週木曜 2024年9月13日時点の情報です |
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