聖天さんへの参道口で17年。スパイスの香りとラジオの音に癒される ― ナマステ・キッチン・レッド

グルメ

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生駒駅西口の改札を出て、宝山寺参道へと一歩踏み出したすぐ左手。真っ赤な看板が目印のその扉を開けると、そこには外の喧騒を忘れさせるような、穏やかな時間が流れています。

店内を包むのは、どこか懐かしいラジオの音と、食欲をそそるスパイスの芳香。14名分ほどのテーブル席が並ぶこじんまりとした空間は、不思議とお一人様でも気兼ねなく過ごせる包容力があります。実際、ランチタイムや仕事帰りには、男女を問わず多くの方が「自分のための時間」を求めてふらりと立ち寄ります。

本格カレーはもちろんですが、実はラーメンもラインナップ。「今日はカレーの気分じゃないかも…」というご家族や友人と一緒でも安心です。冷えたビールもありますので、お仕事帰りや休日の「一杯」にもぜひご利用ください。

20年の技が紡ぐ、本場の味と意外なラインナップ

店主のキャリアは、すでに20年を超えます。インド・ネパールの食文化を日本に広めたいという純粋な想いから来日し、神戸での修行を経て生駒に根を下ろしました。

看板メニューのカレーは、じっくりとコクを引き出したチキンマサラや、ネパールの家庭の味であるダルバート(豆スープとご飯の定食)など、どれも素材の旨みが凝縮されています。特にセットメニューに付いてくる、手のひら二枚分ほどもある大きなナンは、その香ばしさと甘みが後を引く美味しさ。ピリッと辛みの効いた特製のスープと一緒にいただけば、体の中からじんわりと温まります。

驚くのは、そのメニューの幅広さです。本格的なスパイス料理の傍ら、メニュー表には「ラーメン」の文字も。「今日はカレーの気分じゃないけれど、家族と一緒に来たい」という声にも寄り添えるよう、この街の人々の暮らしに合わせた工夫が随所に凝らされています。

(写真はダルバート。ネパール風漬け物のアチャールもスパイスが効いて癖になりそう)

生駒の街に馴染む、等身大の「おもてなし」

「オフィス街のような忙しさではなく、この落ち着いた生駒の街で皆さんに会えるのが嬉しいんです」

そう微笑むスタッフの方々の言葉通り、ここには背伸びをしない、等身大のおもてなしがあります。ネパールのソウルフードである蒸し餃子「モモ」をつまみながら、アチャール(漬け物)のスパイスに舌鼓を打つ。そんな異国のエッセンスを、日常の風景として楽しめるのがナマステ・キッチン・レッドの魅力です。

お散歩のついでに、あるいは一日の疲れを癒す夕食に。17年前から変わらず、参道の入り口であなたを待っている赤い扉を、ぜひ一度叩いてみてください。

店舗情報

店名ナマステ・キッチン・レッド
所在地奈良県生駒市元町1-9-20
電話0743-74-0126
定休日月曜日(祝日の場合は営業)
営業時間ランチ 11:00〜14:30(L.O. 14:20)
ディナー [火〜土] 17:30〜22:00(L.O. 21:30)
[日曜日] 17:30〜21:00(L.O. 20:30)
備考テイクアウトOK(お電話や店頭でご注文ください)
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